ケアハウスとは…?
 ケアハウスは、軽費老人ホームのひとつで、施設の運営は、国の定める「軽費老人ホーム設備及び運営について」に基づき、行われています。
 60歳以上の方で、自立した方を対象とした高齢者用の集合住宅です。
 普通のマンションと違う所は、三食の食事、入浴は共同浴場が用意され、緊急時には24時間職員が対応し、またバリアフリー構造等、高齢者にとって心身共に負担の少ない環境が整えられています。
 自立とプライバシーが尊重されており、安心して自由に暮らせる住まいを提供します。
 また、年収に応じ国庫助成があり、個人負担が軽減されるよう料金設定されています。
 気の会う友人を見つけて、歓談したり、趣味を分かち合ったり、またお1人で読書に耽ったり家庭菜園にせいを出したりして、毎日充実した日々を過ごすことができます。

 

ケアハウスってどんな住まい?
 ケアハウスはまだ歴史が浅く、平成元年に創設されました。
高齢者が自立した生活が送れるよう、住宅性を強めた新しいタイプの軽費老人ホームです。
お食事つきの個室マンションと言えば分りやすいでしょうか。

 老人ホームは、入居金が高いと誤解されている方も多いと思いますが、軽費と呼ばれるとおり利用料は安く、年金内で充分暮らせるよう配慮されています。

 せきれいの部屋は13畳の個室にトイレ、押入れ、簡易キッチンの他に洗濯機・冷蔵庫設置スペース等があり、空きスペースは8畳程になります。テラスは広めで洗濯が干せるようになっています。

 身の回りのことが自分で出来る方が対象ですが、歩行器や車椅子を利用している方でもヘルパー利用などで、自立した生活が維持できる方なら大丈夫です。
 「ケアハウスせきれい」では、元気な方から要介護2までの方が入居されています。年齢層も63歳〜98歳まで幅広く、趣味や教養・クラブ活動も盛んに行われており外出、外泊も自由です。

 日常生活は職員が相談・助言に心配りし、緊急時の対応も安心です。
 お食事は、栄養士と調理師が高齢者に向いた献立に調理も工夫されており、入居してからの体の状態が改善された方がたくさん居られ、そのような報告は嬉しい限りです。

 入居される方の理由は様々で「一人暮らしが不安だから」「子供たちに負担をかけず自立した生活がしたい」「設備や栄養面で健康管理が安心だから」等で、ご家族も「両親を呼び寄せたいが余分な部屋がない」などといろいろ事情もあります。
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 でも、「動けるうちは」と、家族と少しだけ離れたところで自由にしているのは良いようですよ。